- Webデザイナーに興味があるけど資格は必要?
- 資格を取るにしても何を取ったらいいの?
- Webデザイン資格を取るための勉強法が知りたい!
そうお悩みではありませんか?
Webデザイナーとして活動していくにあたって、資格を有していると案件が獲得しやすくなったり、単価が高くなったりします。ところが、Webデザインに関連した資格は非常に多く存在しており、どの資格を取れば良いのか、どうやって学習すれば良いのか、わからないですよね。
そこで、この記事ではWebデザイナーにおすすめな資格を8つ紹介します。資格の勉強法も解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。Webデザイン関連の資格を取得しようと考えている方にとっては必読の記事となっているので、ぜひ最後までお読みください。
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目次
Webデザイナーになるには資格は必須?現役デザイナーが解説

Webデザイナーになるのに必ず資格が必要な訳ではありません。なぜなら、Webデザイナーをはじめとしたクリエイティブ職は実績が重要視されるからです。
とはいえ、資格がまったく役に立たないわけではありません。以下のようなケースでは、資格取得が効果的です。
- 未経験業界に就職する際に実力を証明する
- 初心者の状態で知識を身に着けるために取る
- 転職活動時に他の応募者と差を付ける
資格があると実力や学習してきた事実がわかりやすく伝えられるので、アピールしやすくなります。そもそも、Webデザイナーにはどうやってなるのか?といった疑問には、下の記事で紹介しています。ロードマップ形式で解説しているのでぜひ活用してくださいね。
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【現役Webデザイナー執筆】未経験からWebデザイナーへ!効率的な勉強方法を徹底解説
2024.09.23
この記事はWebデザイナーになるための勉強方法と成長ロードマップを解説しています。Webデザインの基礎知識、必要な機材やツール、学習方法の選択肢を紹介し、具体的な成長ステップを示しています。基礎を学び、デザインツールの使い方を習得し、トレースやオリジナル作品の制作を経て、実案件に挑戦するまでの道筋が説明されています。また、デザインの4原則や配色、タイポグラフィなどの重要性も強調されており、初心者がWebデザイナーとしてキャリアを始める上で役立つ情報が網羅されています。
Webデザイナーになるために資格を取得する3つのメリット

Webデザイナーとして自身の実力をアピールする際に、資格取得は有効な手段です。こちらでは、資格取得によって得られる具体的なメリットを解説していきます。
- 仕事獲得しやすくなる
- 知識を網羅できる
- 客観的にスキルを証明できる
メリットをしっかりと理解して、自身の目標やキャリアプランに資格取得が必要なのか見極めましょう。
1. 仕事獲得しやすくなる
履歴書やポートフォリオに取得した資格が書いてあると、それだけで実力の証明になります。ない場合と比べると、仕事が獲得しやすくなります。とくに初心者の場合は、他の応募者との差別化にもなり、有利に働く場合が多いです。
また、資格の取得は、その分野に対して一定の知識がある証明にもなり、企業側から見ても安心できます。転職だけでなく、業務委託で働く場合にも、安心できる要素になる可能性があるので、積極的に取っていきましょう。
2. 知識を網羅できる
当然ながら、資格を取得する際には勉強をしなければなりません。そのため、取得する過程で知識が自然と身につき、定着していきます。
資格は、体系的に知識がついている証明です。何も証拠がないのに「できます」というよりも、資格があった方が説得力がありますよね。
知識が豊富で、デザインに流用できるWebデザイナーはどの現場でも重宝されます。需要が高いWebデザイナーになるためにも、資格取得を通じて知識量を増やし、多くの引き出しを持つようにしましょう。
3. 客観的にスキルを証明できる
デザインスキルをはじめとしたクリエイティブなスキルは、みる人の感性によって評価が大きく異なるため、客観的に評価するのは困難です。そこで、資格は非常にわかりやすく明確な基準として役に立ちます。資格を取っていると基準値以上のスキルがあると認定されるので、信頼度が上がります。
履歴書やポートフォリオ内の評価や説得力アップにつながるので、デザイン業界外にもデザインスキルをアピールしたい場合などは、資格取得が非常に効果的です。
【厳選】Webデザイナーにおすすめの資格8選

ここでは、Webデザイナーにおすすめの資格を8つ紹介します。
- ウェブデザイン技能検定
- ITパスポート
- Webクリエイター能力認定試験
- アドビ認定プロフェッショナル
- カラーコーディネーター検定
- HTML5プロフェッショナル認定資格
- Webデザイナー検定
- マルチメディア検定
それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ資格取得の参考にしてくださいね。
1. ウェブデザイン技能検定

(引用元:https://www.webdesign.gr.jp/)
等級 | 1級~3級 |
出題形式 | 学科試験/実技試験 |
受験料 | 1級:【学科】8,000円/【実技】25,000円(実技はペーパー実技を含む)2級:【学科】7,000円/【実技】16,000円(7,000円) 3級:【学科】6,000円/【実技】8,000円(3,000円) ※25歳未満の在職者は実技試験が減免 |
受験資格 | ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者 |
合格基準 | 実技学科ともに70点以上 |
合格率 | 3級:60% 2級:40% 1級:20% |
ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省が認定した国家資格の1つです。
1級から3級までの等級に分かれており、いずれも筆記試験と実技試験に分けて試験が行われます。
ウェブデザイン技能検定が求めるスキルは、以下の2点です。
- ウェブサイトデザイン(HTMLやCSS)
- ウェブサイト運用管理
2級以上は、これに加えてAdobeのソフトを使用した画像の作成が試験範囲に入ります。
また、2級以上は実務経験が必要です。国家試験だと信頼性は他の資格よりも上がるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2. ITパスポート

(引用元:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html)
等級 | ― |
出題形式 | 筆記試験 |
受験料 | 7,500円 |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 非公開 |
合格率 | 50% |
ITパスポートとは、ITの基礎知識を問う国家資格です。
Webデザインだけでなく、エンジニアの転職などでも効果を発揮する汎用性の高い資格です。WebデザインとITは切っても切れない関係のため、取っておいても損はないでしょう。
合格率は毎年50%と国家資格としては高い水準であり、しっかりと対策していれば取得できます。ITの知識があると、提案できるWebサイト構築の幅が増えます。そのため、デザイン以外にもクライアントの仕事を巻き取って活躍したい人におすすめの資格です。
3. Webクリエイター能力認定試験

(引用元:https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/)
等級 | スタンダード・エキスパート |
出題形式 | 実技試験、筆記試験(エキスパートのみ) |
受験料 | スタンダード:6,100円(税込) エキスパート:7,700円(税込) |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 得点率65%以上 |
合格率 | 87.4%(2023年度実績) |
Webクリエイター能力試験とは、デザインスキルやコーディングスキルを証明する民間資格です。
スタンダードとエキスパートがあり、それぞれデザインスキルやコーディングスキルが問われます。
エキスパートでも、受験資格に制限がないのが特徴的です。そのため、素早く資格をとって実績を充実させたい人や確実に勉強して資格を取りたい人にぴったりの資格です。
Webクリエイター能力試験は、デザインやコーディングの基礎を問われます。そのため、Webデザインをこれからしっかりと勉強していきたい初心者にもおすすめです。
4. アドビ認定プロフェッショナル

(引用元:https://adobe.odyssey-com.co.jp/)
等級 | Photoshop・Illustrator・Premiere Pro |
出題形式 | 筆記試験 |
受験料 | 10,780円(学割:8,580円) |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 70%以上(目安) |
合格率 | 非公開 |
アドビ認定プロフェッショナルとは、Adobe社のソフトに関する知識とスキルを問われる民間資格です。
Adobe社のソフトはWebデザイナーになるには避けて通れません。この資格を取ると、Adobeソフトスキルの証明になります。
試験は以下の3科目中、2科目に合格する必要があります。
- Illustrator
- Photoshop
- Premiere Pro
試験マシンに導入されているソフトを使用するため、必ずしもソフトを購入する必要はありません。資格を取るうえで、実践的な問題もあるので実勢に触れながら勉強していくのを推奨します。
アドビ認定プロフェッショナルは世界共通の資格です。海外でも有用性を伝えられるため、グローバルに活躍したい人におすすめです。
5. カラーコーディネーター検定

(引用元:https://kentei.tokyo-cci.or.jp/color/)
等級 | スタンダード・アドバンス |
出題形式 | IBT方式/CBT方式 |
受験料 | スタンダート:5,500円 アドバンス:7,700円 +2,200円(CBT方式の場合) |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 70点以上 |
合格率 | 非公開 |
カラーコーディネート検定とは、色の知識を問う検定です。色の性質や特性など、色彩の知識が問われます。
スタンダードとアドバンスの2種類があり、スタンダードは基礎的な色彩の知識を問い、アドバンスはビジネスの活用例も範囲内です。検定自体の知名度も高く、転職活動にも有利にはたらきます。
カラーコーディネーター検定では、配色の知識が非常に重要です。苦手意識がある場合はしっかり復習していきましょう。配色は下記の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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【これだけ覚えればOK】配色基本ルール7選!基礎知識から迷った時の対処法まで徹底解説
2024.10.16
色には意味と効果があり、組み合わせ方によっても人に与える印象が大きく変わります。配色の基本となる3要素から、70:25:5の黄金比率、色相環の活用法まで、プロのデザイナーが実践する配色ルールを徹底解説しています。迷った時の参考になる7つの基本と具体的な配色テクニックも詳しく解説しています!
6. HTML5プロフェッショナル認定資格

(引用元:https://html5exam.jp/)
等級 | Level1,Level2 |
出題形式 | 筆記試験 |
受験料 | 16,500円(税込) |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 正答率70%以上(目安) |
合格率 | 非公開 |
HTML5プロフェッショナル認定は、HTMLやCSSのスキルを証明する資格です。
等級はLevel1とLevel2の2種類があります。Level1はHTMLやCSSスキル、Level2はJavaやScriptの知識が求められます。WebデザイナーとしてはLevel1のみで問題ありません。
取得していれば、コーディングの仕事ができる証明になります。コーディングを学びたい人は挑戦してみるのがおすすめです。しかし、エンジニア向けの資格のため、難易度が高いので充分に対策して挑みましょう。
デザイナーなのにコーディングが必要なの?と疑問に思う方もいるでしょう。下記記事ではWebデザイナーがコーディングもできた方が良い理由を詳しく解説しています。
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【2024年9月最新】Webデザイナーはコーディングを学ぶべき?必要な知識と4つの勉強方法とは
2024.09.23
Webデザイナーはコーディングが必要なの?コーディングの勉強方法を知りたい!という方におすすめの記事です。コーディングスキルはWebデザインーにとって持っておくととても有利になります。コーディングを勉強する方法のメリットやデメリットについて詳しく解説!コーディングができるWebデザイナーは活躍の幅が広がります。
7. Webデザイナー検定

(引用元:https://www.cgarts.or.jp/v1/kentei/about/web/index.html)
等級 | ベーシック・エキスパート |
出題形式 | マークシート方式 |
受験料 | エキスパート:6,700円(税込)ベーシック:5,600円(税込) |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 70点以上 |
合格率 | 70% |
Webデザイナー検定は、Web制作の知識を問う検定です。
Webサイトの制作から運用スキルに至るまで幅広く出題されます。
等級はベーシックとエキスパートの2種類です。ベーシックはWeb制作の基礎知識を問い、エキスパートはその応用が求められます。
取得すると、Webデザインの基礎知識を持っている証明になるので、非常におすすめの資格です。
8. マルチメディア検定

(引用元:https://www.cgarts.or.jp/v1/kentei/about/multimedia/index.html)
等級 | ベーシック・エキスパート |
出題形式 | マークシート方式 |
受験料 | ベーシック:5,600円エキスパート:6,700円 |
受験資格 | 特になし |
合格基準 | 70点以上 |
合格率 | ベーシック:65%エキスパート:40% |
マルチメディア検定は、コンテンツの制作知識やマルチメディア、ICTの知識が問われる資格です。主にビジネスに特化した情報を取り扱うため、学生やビジネスパーソンにもおすすめの資格です。
等級ベーシックとエキスパートの2種類があります。ベーシックが基礎知識を問い、エキスパートがその応用になります。
マルチメディア検定は、マルチメディアの知識を保証する資格です。ビジネスに特化しているため、Webデザイナーに関わらず、Web業界に転職したい人にはとくにおすすめな資格です。
Webデザイナーにおすすめの資格取得に効果的な勉強方法

実際に、資格を取ろうと思っても、どこから勉強したらいいのかわからず困っている方も多いのではないでしょうか。勉強の仕方が分からないと、効率的に学習できないので、どうしても目標達成までに時間がかかってしまいます。
ここでは、Webデザイナーにおすすめの資格取得に効果的な勉強法を紹介します。
- スクールを利用する
- 書籍やWebサイトを利用し独学で勉強する
- 通信講座を利用する
参考にして、自分に合った勉強法を見つけてみてくださいね。
1. スクールを利用する
スクールに通うと、最も効率よく実践的なスキルを身につけられます。
現役のプロデザイナーから学ぶことで、実用的なスキルを効率的に学習できます。今は完全オンラインのスクールも多く、自分の生活スタイルに合わせて受講が可能です。
講義を受けるには高額な費用がかかる点はデメリットです。なるべく低コストで資格を取得したい人には向きません。
反対に、費用をかけてでも資格を取得したい、短い時間で効率的に勉強したい人には非常におすすめです。
デザスタでは、時間の融通を効かせながら実力がつくカリキュラムを用意しています。実力をつけながら資格取得の勉強もできるので、ぜひ選択肢の1つとして検討してみてくださいね。
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【卒業生が語る!】Webデザイナー特化型オンラインスクール『デザスタ』の口コミ一覧
2024.10.16
Webデザイナー特化型オンラインスクール『デザスタ』について卒業生からいただいた口コミを紹介しています。デザスタの特徴である、ハイレベルな講師、実践的な授業、少人数だから行える充実したサポート体制を実際に経験した卒業生の生の声がここにあります!
2. 書籍やWebサイトを利用し独学で勉強する
なるべくお金をかけずに資格を取得したいなら独学で学ぶのがおすすめです。
独学なら、書籍代だけで資格勉強ができます。今なら、対策用のポイントをまとめた動画やメディアも充実しているため、それを利用するのも方法の1つです。
すべてを自力で進めなければいけない点はデメリットです。試験日に合わせて計画立てて勉強していくので、自分を律する必要があるでしょう。
分からない部分があっても誰かに聞きにくい点も、学習効果を落としかねません。資格取得に必要な知識を得るまでに時間がかかってしまう場合があるため、費用対効果を見極める必要があります。
3. 通信講座を利用する
家にいながら学習を進めたい方には、通信講座の利用もおすすめです。
通信講座は、その資格を取るために特化したカリキュラムが組まれています。そのため、独学より効率的に勉強できるでしょう。スクールよりも受講費が安いため、費用をなるべくかけずに効率的に勉強したい人におすすめです。
通信講座の強みは、分からない点は質問できる部分です。回数制限がある講座が多いものの、自力で調べたりせずに回答が得られるので、効率的に学習を進められます。取得したい資格が明確で最短ルートを進みたい場合は、通信講座の利用を検討しましょう。
【まとめ】初心者がWebデザイナーになるなら資格取得も方法の1つ!
この記事では、Webデザイナーの資格取得について解説しました。
ポイント
- Webデザイナーに資格は必ずしも必要ではない
- 未経験の場合は資格の有無が選考に関わる場合もある
- 資格の勉強はスクールの入校や独学、通信講座など方法はさまざま
Webデザイナーは必ず資格取得が必要な仕事ではありません。なぜなら、Webデザイナーは実績重視の仕事で、ポートフォリオの充実性が重要になるためです。
ポートフォリオについては下記の記事で現役デザイナーの実例を使って詳しく解説しているのでぜひ合わせてお読みください。
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【初心者必見!】心惹かれるWebデザイナーのポートフォリオ制作の方法とコツ
2025.02.13
Webデザイナーにとってポートフォリオは自分の実力やスキルをアピールできる大切な役割を持ちます。ただどんな内容を入れると良いのか、何から準備を始めれば良いのかと悩んでいる方も多いでしょう。この記事では、ポートフォリオに必ず入れたい項目や一目置かれるポートフォリオを制作するために注意したい点を紹介しています。この記事の内容を制作に活かすっことができると自分だけの心惹かれるポートフォリオになること間違いなしです。ぜひ最後までご覧くださいね!
しかし、他のWebデザイナーと差別化を図る意味では資格取得は有効的な手段です。スクールや独学、通信講座など、方法はさまざまなので、自分に合った方法を選んで勉強しましょう。
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- デザイン学習のモチベーションが保てない
- どうしてもツールが使いこなせない
- これからスクールに通うべき?
デザインを学習する上で迷うこと、ありますよね。調べても情報が多すぎて取捨選択が難しい、と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。当メディアを運営する「デザスタ」の公式LINEでは、そんな悩みを解決するコンテンツを随時発信しています。
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