webデザイナー向けのパソコンスペック

【2024年最新】Webデザイナー向けパソコンスペックを徹底解説!
ポイントやおすすめ5選も紹介

  • Webデザイナー向けのパソコンってどんなの?
  • どんな風にパソコンを選んだらいいの?
  • おすすめのパソコンが知りたい!

こんな悩みを解決できる記事になっています!

この記事で紹介する「パソコンの選び方」について知ると、自分に合ったパソコンを選べるようになります。

Webデザインを学ぶ上で、パソコンのスペックは非常に重要です。ご自身の学びたい内容や重視するポイントに合ったパソコンを選ぶことで、作業効率が大きく向上するでしょう。

パソコン選びに悩んでいる人にとって非常に役立つ情報になっているので、ぜひ最後までお読みください。

Webデザイナーにおすすめ!パソコンスペック6項目を徹底解説

自分に合ったパソコンを選ぶためには、パソコンのスペックを理解することが大切です。ここでは、パソコンスペック6項目について解説します。

1. CPU

CPUはパソコンの頭に当たる部分で、人間の脳みそと考えると分かりやすいでしょう。CPUの性能が良いほどパソコンの動きが速くなります。

Webデザイナーは複数のソフトを同時に開いて作業することが多いため、CPUの性能が不足するとソフトの起動が遅かったり、動作が重くなったりします。

Windowsの場合、Intel社は「Core i5」または「Core i7」以上AMD社は「Ryzen 5」または「Ryzen 7」以上を、Macの場合は「Apple M1チップ」以上のCPUを選ぶようにしましょう。

2.ストレージ

ストレージは作業台の引き出しに当たる部分で、パソコンの中でデータを保存しておく場所です。ストレージがいっぱいになるとパソコンの動作が遅くなったり、保存できなくなったりすることがあります。

Webデザインではファイルサイズの大きいデータを取り扱うことが多いので、少なくともSSD512GB以上を選ぶと安心です。

ただし、SSDの容量が大きくなるとパソコンの値段も高くなってしまうので、費用を抑えたいという場合は外付けHDDを使ったりOneDriveなどのクラウドサービスを使って保存すると良いでしょう。

3.メモリ

メモリはパソコンの作業台みたいなものです。アクセス頻度が高いデータや使用中のアプリを広げておけます。メモリが不足するとパソコンの動きが遅くなる、フリーズするなど作業効率が悪くなるため、16GB以上を選ぶようにしましょう。

4.GPU

GPU(グラフィックボード)は、絵を書くためのペンやツールに例えられます。画像処理を行うグラフィック処理に特化しているためパソコンに搭載されることで高速かつ滑らかな描画ができるようになります。WebデザインではCPUに元々内蔵されているGPUで十分ですが、3Dグラフィックや高画質な画像編集などの作業を行う場合は、高性能なGPUが必要になります。用途に合った適切なスペックを選びましょう。

5.色域規格

色域規格はたくさんの色が並んでいるカラーパレットに例えられます。画面がどれだけ色を正確に表示できるかを示す基準です。

色域規格にはsRGBとAdobe RGBがありますが、 sRGBのカバー率が高いディスプレイを選ぶと色が正しく表示され、デザイン作業がより正確になります。

Webデザインでは色の正確さが大切なので、sRGBカバー率80%以上を目安に選ぶのがおすすめです。

6.画面サイズ

画面サイズは視認性、目の疲れ、作業効率に大きく影響します。大きな画面は作業領域が広がり複数のウィンドウを同時に開いたり、デザインの細部を確認する際に視認性が向上し、作業効率がよくなります。

ノートパソコンの場合は15インチ以上、デスクトップの場合は23インチ以上が望ましいです。オフィスや自宅で大きなモニターを使用している場合、ノートパソコンは14インチ以下でもよいでしょう。

【初心者必見】Webデザイナーがパソコンを選ぶ時に意識したい5つのポイント

こちらでは、パソコンを選ぶ時に意識したい5つのポイントについて解説します。

  1. ノートパソコン or デスクトップ
  2. Windows orMac
  3. パソコンの相場と予算
  4. 新品 or 中古
  5. 業務に応じたパソコンスペック

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. ノートパソコン or デスクトップ

ノートパソコンかデスクトップかの選択は、働き方など使用する環境に大きく影響されます。それぞれのメリットとデメリットを知り、自分に合った選択をするようにしましょう。

ノートパソコンデスクトップ
働き方ノマドワーク完全在宅
メリット・電源が無い場所でも使用できる
・作業場所を選ばない
・同性能のノートパソコンと比較して値段が安い
・画面が大きいので作業効率が良い
デメリット・同性能のデスクトップと比較して値段が高い
・画面が小さいので作業効率が悪い
・常に電源に接続する必要がある
・持ち運びが難しい

リモートワークや外出先での作業が多いなど、設置スペースが限られていたり持ち運びが頻繁にある場合はノートパソコンが適しています。一方、自宅やオフィスなど固定された作業場所があり、設置スペースに余裕がある場合はデスクトップを選ぶと良いでしょう。

2. Windows or Mac

WindowsとMacはそれぞれ違うOSを持っていて、どちらにもメリットとデメリットがあります。

WindowsMac
メリット・値段が安い
・故障やトラブルにすぐ対応できる
・国内シェア7割超え
・クライアントがWindowsを使用している場合が多い
・Apple製品と連携がしやすい
・操作が直観的で解りやすい
・おしゃれ
・ディスプレイの画質が良い
デメリット・セキュリティの脆弱性・故障時、修理してもらえる所が少ない

コストを重視するならWindows、すでに他のApple製品も使用しているならMacがおすすめです。

3. パソコンの相場と予算

製品の性能と価格ごとの費用相場を紹介します。

性能価格帯
エントリーレベル10万~15万
ミドルクラス15万~25万
ハイエンド25万以上

おすすめのスペックを満たしているのはミドルクラスとハイエンドになります。

予算に合ったパソコンを購入するようにしましょう。

4. 新品 or 中古

おすすめのスペックを満たすパソコンの購入を考えた時に予算がオーバーしてしまう場合、中古品の購入を考えることもあるでしょう。その際に注意すべきポイントを以下にご紹介します。

①発売時期

中古パソコンを選ぶ際は、発売から3〜5年以内のモデルを選ぶのをおすすめします。

パソコンは技術が急速に進化しているため、発売から時間が経過するほど古くなり、性能や機能が新しいモデルに劣ることがあります。

特に5年以上前のモデルは、最新のソフトウェアやアプリケーションの要求を満たせない場合があるので注意が必要です。

②消耗具合

外観、キーボード、USBポートなどの汚れ具合やバッテリーの消耗具合も確認しましょう。バッテリーの寿命は2~3年とされています。充電サイクルは500サイクル以下が望ましいです。

③CPU世代

CPUのモデル番号で世代を確認できます。モデル番号の最初の数字が世代を示し、例えばIntelの場合、Core i7-11700Kは第11世代、Core i7-13700Kは第13世代です。CPUのリリース日を確認し、発売から3~5年以内のモデルを選ぶようにしましょう。

④信用できるお店か

フリマアプリやオークションはウィルス感染のリスクやトラブル対応の難しさからおすすめできません。万が一の故障や不具合が生じた時に修理や交換サービスのある保証付きサポートやアフターサービスのある大手中古品販売店をおすすめします。

購入後のトラブルや疑問に丁寧に対応してくれるなど、追加サービスも比較検討しましょう。サポートやアフターサービスが自分に合った中古品販売店を選ぶと良いでしょう。

5. 業務に応じたパソコンスペック

デザインだけを行うのかコーディングも行うのか3Dを扱ったり動画編集をしたりするのかによって必要なスペックが変わってきます。ここでは用途に応じた必要スペックをご紹介します。

CPUストレージメモリGPU
デザインCore i5以上
Ryzen 5以上
Apple M1以上
512GB以上
16GB以上

内蔵グラフィックスor独立GPU
コーディングCore i5以上
Ryzen 5以上
Apple M1以上

256GB以上
8GB以上
内蔵グラフィックス
3Dモデリングや
レンダリング
Core i7以上
Ryzen 7以上
Apple M1以上
1TB以上32GB以上
高性能な独立GPU
動画編集Core i7以上
Ryzen 7以上
Apple M1以上
1TB以上16GB以上
高性能な独立GPU

業務に合った必要スペックのパソコンを選びましょう。

Webデザイナーにおすすめのパソコン5選

ここでは、先ほど紹介したパソコンスペックや意識したいポイントを満たすおすすめのパソコンを5つ紹介します。

1.Apple MacBook Air 15インチ(M2, 2022)

(商品詳細はこちらから:https://support.apple.com/ja-jp/111867

CPUApple M2チップ
ストレージ16GB
メモリSSD512GB
GPUApple M2統合GPU
sRGB100%
画面サイズ15インチ
価格18万円~22万円

15インチの大画面とM2チップの高い処理能力を持っているためデザイン作業に最適です。

2.Apple MacBook Air 13インチ(M2, 2022)

(商品詳細はこちらから:https://support.apple.com/ja-jp/111867

CPUApple M2チップ
ストレージ16GB
メモリSSD512GB
GPUApple M2統合GPU
sRGBカバー率100%
画面サイズ13.6インチ
価格14万円~18万円

コンパクトで軽量、M2チップの高性能でありながら、手頃な価格が魅力的です。画面サイズが小さいのでモニターを併用すると良いでしょう。

3.Dell XPS 15(2023)

(商品詳細はこちらから:https://www.dell.com/ja-jp/shop/dell

CPUIntel Core i5-1340P
ストレージ16GB
メモリSSD512GB
GPUIntel Iris Xeグラフィックス
sRGBカバー率100%
画面サイズ15.6インチ
価格20万円~25万円

最大4K UHDディスプレイオプションにより、色精度が非常に高くデザイン作業に最適です。

4.HP Spectre x360 15(2023)

(商品詳細はこちらから:HP Spectre x360 16

CPUIntel Core i5-1335U
ストレージ16GB
メモリSSD512GB
GPUIntel Iris Xeグラフィックス
sRGBカバー率100%
画面サイズ15.6インチ
価格18万円~23万円

360度回転するヒンジにより、タブレットモードとしても使用可能で、デザイン作業や手書きのスケッチに便利です。

5.Lenovo IdeaPad Flex 5 14(2023)

(詳細はこちらから:Lenovo IdeaPad

CPUAMD Ryzen 5 7530U
ストレージ16GB
メモリSSD512GB
GPUAMD Radeon Graphics(統合)
sRGBカバー率100%
画面サイズ14インチ
価格12万円~16万円

手頃な価格でありながら、十分なスペックを備えておりコストパフォーマンスが高いです。

まとめ

Webデザイナー向けにパソコンの選び方を解説しました。

Apple MacBook AirDell XPS 15HP Spectre x360 15Lenovo IdeaPad Flex 5
CPUApple M2チップIntel Core i5-1340pIntel Core i5-1335UAMD Ryzen 5 7530U
ストレージ16GB16GB16GB16GB
メモリSSD512GBSSD512GBSSD512GBSSD512GB
GPUApple M2統合GPUIntel Iris XeグラフィックスIntel Iris XeグラフィックスAMD Radeon Graphics
価格14~22万円20~25万円18~23万円12~16万円

ポイント

  • おすすめのパソコンスペック6項目
    1. CPU
    2. ストレージ
    3. メモリ
    4. GPU
    5. 色域規格
    6. 画面サイズ
  • パソコンを選ぶときに意識したい5つのポイント
    1. ノートパソコンorデスクトップ
    2. Windows or Mac
    3. パソコンの相場と予算
    4. 新品 or 中古
    5. 業務に応じたパソコンスペック

Webデザイン用のパソコンは多くの選択肢がありますが、作業をスムーズに進めるためには使いやすく快適なスペックの物を見つけることが重要です。この記事が皆様のパソコン選びに役立つことを願っています。

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