- イラストと写真の使い分け方が分からない
- そもそもイラストを使うのはなぜ?
- フリーの素材サイトでいい感じのサイトを知りたい
こんな悩みを解決できる記事になっています!
皆さんと同じように悩んでいる人はたくさんいます!

イラストは「伝わるデザイン」を作るためには非常に重要です。そのため、イラストについて深く理解することでデザインのクオリティを大きく上げられます。
この記事で紹介する「イラストと写真の違い」を活用すれば、初心者の方でもイラストを効果的に使って、伝わるデザインを作ることができ、周りの方とも差をつけれます。
記事前半では、イラストと写真の「メリット」について、後半では「イラスト活用術」と「おススメの素材サイト」について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読み終えることで、目的に合ったイラストや写真を選択し、ターゲットへ効果的に訴えることができるようになります。ぜひ最後までお読みください。

【どっちがいいの?】イラストと写真のメリット
イラストと写真の使い分けは、デザインが使われる場面や雰囲気によって決まります。どちらにも良いところがあるので、適切な場面で使えるようになることが重要です。
イラストと写真の違いはどんなところにあるのか、それぞれのメリットについて整理していきましょう。
1. イラストのメリット4選
こちらでは、イラストのメリットを解説します。
- 表現の幅が広い
- わかりやすい
- オブラートに包める
- 親しみやすい
イラストは汎用性が高く、便利です。それぞれのメリットを詳しく確認していきましょう。
①表現の幅が広い

イラストは写真では表現できないものも、表せます。実在しない物や人物、動物の擬人化などの非現実的なものでさえ自由に描くことができるので、表現の幅広さは最も大きなメリットと言えるでしょう。
②分かりやすい
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ピクトグラムや図解などのイラストには、文字や数字だけで説明すると難しいことでも直感的にわかりやすくする効果があります。言語や年齢などに関わらず、情報を正確にわかりやすく伝えられる点は、イラストの大きな強みです。
③オブラートに包める

生々しい表現や嫌悪感があるモチーフも、イラストを使えばシンプルにしたり柔らかく表現したりできます。写真だと衝撃が強くなってしまう深刻な内容も、イラストを使うことで和らげられるので、事故や災害などについての内容の場合はおすすめです。
④親しみやすい

難しい内容でもキャラクターなどのイラストを使うことで、親近感が湧き注目してもらいやすくなります。また「このイラストと言えば〇〇!」というように覚えてもらいやすくなるので、見る人の印象に深く残るようになるでしょう。
2. 写真のメリット
こちらでは、写真のメリットを紹介します。
- リアル
- 信頼性
写真ならではの良さもあるので、ぜひ最後まで確認してみてくださいね。
①リアル

ありのままを映す写真は、正確な情報を細かい部分まで伝えられます。 商品説明や建物の外観など、実際の様子や実物が知りたいときには写真を使いましょう。
②信頼性

写真はあるものそのままの姿を見せることができるので、ターゲットに安心感や信頼感を与えられます。顔写真が入った名刺やSNSのアイコンは相手の記憶にも残りやすいです。
写真を活用するときに注意しなければいけない構図についてこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひお読みください。
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
【絶対やめて】写真を使ったデザインのNG構図について解説
2024.04.17
写真デザインで避けるべき5つのNG構図と、効果的な回避法を紹介。具体例として「首切り」「関節切り」「串刺し」「目刺し」「余白不足」などが挙げられます。これらを避けることで、より魅力的でバランスの取れたレイアウトが可能になります。
おすすめのイラスト活用術3選
こちらでは、イラストを使う効果的な場面を解説します。イラストのメリットを最大限活かすためにも、適した場面を知っておきましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
1. 子ども向けのデザインに

(引用元:ちびっこうべ)
イラストを使うことで、文字が読めない子供にも意図するメッセージを伝えられます。また、イラストを使うと柔らかく優しいイメージになるので、子ども向けのデザインにはぴったりです。
子供向けデザインのポイントはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
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
【これだけは絶対押さえたい】子ども向けデザインで意識したいことと6つのポイント
2024.09.12
この記事では子ども向けのサイトやバナーをデザインするときに意識することや必ず抑えたいポイントを詳しく紹介しています。子ども向けのイベントに参加する、商品を購入するのは保護者になるのでその保護者に向けても響くようなデザインについても触れています。デザインが堅くなってしまったり遊び心を引き出すのが難しいと思っている方、必見の内容です。
2. 目立たせたいときに
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(引用元:madoca | 牛乳石鹸共進社株式会社)
写真だけだと単調になってしまうときに、イラストを活用すると効果的です。視覚的にインパクトを与えられるので、見る人の目を引けるでしょう。
3. 難しいトピックに

文字のみだと難しいトピックでも、イラストが添えてあるとスムーズに情報が入ってきます。
イラストは必要な部分を強調したり、実態のないものやサービスを視覚化したりできるので、情報をより分かりやすく伝えられます。
おすすめの素材サイト
おすすめの素材サイトを紹介します!作りたいデザインのテイストやターゲットの好みに合ったイラストを見つけて使ってみてください。
1. ソコスト

(引用元:ソコスト)
シンプルだけど丸みのある線でやわらかな印象のイラストがダウンロードできます。イラストのカラーをカラーコードで自由に設定できたり、線の有無も選べたりするので、目的に合わせてイラストをカスタマイズ可能です!
2. ちょうどいいイラスト
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(引用元:ちょうどいいイラスト)
やわらかい雰囲気のイラストで、様々なジャンル・いろいろなシチュエーションが用意されています。イラストの色やファイル形式も選択できるので、幅広く活用できます。
3. Linustock
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(引用元:Linustock)
シンプルなベクターの線画で、洗練された印象を与えるイラストです。線の幅やカラーを変更したい人向けにEPS形式のデータも配布されています。
4. illust AC

(引用元:illustAC)
約300万点のイラストがダウンロードできるサイトです。たくさんのイラストレーターが投稿しているため、とにかくイラストの種類や数が豊富。
無料会員の場合はダウンロード回数に制限がありますが、プレミアム会員になると無制限になります。
5. 時短だ

(引用元:時短だ)
資料作成にも役立つイラストが集められています。ダウンロード時に色やサイズを自由にカスタマイズできるのが魅力です。
まとめ
今回は、イラスト活用術についてご説明しました。
イラストのメリット
- 表現の幅が広い
- 分かりやすい
- オブラートに包める
- 親しみやすい
写真のメリット
- リアル
- 信頼性がある
イラスト活用術
- 子ども向けのデザインに
- 目立たせたいときに
- 難しいトピックに
おすすめの素材サイト
- ソコスト
- ちょうどいいイラスト
- Linustock
- illustAC
- 時短だ
見る人にどんな印象を与えたいのかを念頭に置いてデザインしてみると、イラストや写真が選びやすくなりますよ。
ぜひ試してみてください。