webデザインの勉強方法

Webデザイナーになりたい方必見!
勉強方法について解説

  • Webデザイナーになるためのロードマップが知りたい
  • どんなふうに勉強を進めればいいのか分からない
  • 何から手をつければいいのか分からない

こんな方にピッタリな記事になっています!

この記事で紹介する「Webデザインの勉強方法」について読むと、Webデザイナーになるために必要なことが具体的に分かるようになります。

そこで、この記事では以下の内容について解説します。

  • Webデザインとは?
  • Webデザインの勉強に必要なもの
  • Webデザインの勉強方法
  • Webデザイナーへの成長ロードマップ

Webデザインに興味があるけど、何から始めればいいの?と思っている人にとって非常に役立つ情報になっているので、ぜひ最後までお読みください。

Webデザインとは?

Webデザインとは?

これからデザイナーを目指してデザインの勉強を始めるためにこの記事を読んでいる人の中にはそもそもWebデザインって何?と思っている方もいるでしょう。

デザインは大きく分けてWebデザインとグラフィックデザインに分類されます。

グラフィックデザインはチラシやポスター、名刺など紙に印刷するものを指します。

Webデザインとは、Webサイトを設計・制作することです。デザインは全体の見た目や色合い、イラスト、フォント、アニメーションといった様々な要素を用いて構成されています。

そのため、Webデザイナーは編集ソフトの使い方だけではなく、HTMLやCSSといったコーディングの知識やスキルなどが必要になります。

最近では、ユーザーエクスペリエンス(UX)とユーザーインターフェース(UI)というユーザーの使いやすさや行動心理を活用したデザインがさらに求められています。

Webデザインの勉強に必要なもの

Webデザインの勉強に必要なもの

ここではWebデザインの勉強を始める時に最低限これを準備しておけば大丈夫!というパソコンとデザインツールについてご紹介します。

1. パソコン

パソコン

Webデザイン制作をするうえで、適切なスペックのパソコンを選ぶことで、作業効率がアップします。

CPU

パソコンの頭脳である「CPU」は処理速度に関係しています。
性能が良いほど動作の処理スピードが速くなります。

Windowsの場合には、Intel「Core i5」以上またはAMD「Ryzen 5」以上のCPUを選択しましょう。

Macの場合には「Apple M1チップ」以上のCPUがあれば問題ないでしょう。

メモリ

パソコンの作業机とも言える「メモリ」はデータを一時的に記憶しておく場所のことです。
メモリが大きいほど、同時に複数の作業をしてもパソコンがスムーズに動きます。

Webデザインでは複数のデザインツールを使用することが多いので、メモリスペックは最低8GB以上、できれば16GBあることが好ましいです。

SSD

パソコンのデータを保存するひきだしの役割をしている「SSD」は256GB以上あると安心です。

デザインデータや画像などの素材を保存していると容量がいっぱいになることも多々あります。

足りない分は外付けハードディスククラウドストレージを利用することで補うと良いでしょう。

2. ツール

ツール

実際にWebデザインの制作に必要となるデザインツールも準備しましょう。

デザインの現場で長年信頼されているAdobeのPhotoshopやIllustratorは、プロフェッショナルな制作環境として広く知られています。

一方で、最近では無料で利用できるCanvaやFigmaのシェア率も伸びてきています。

ツールにはそれぞれに特徴があるので、自分の作業スタイルや目的に合わせて選択しましょう。
実際に手を動かしてそれぞれのツールの使用感を試してみるのがおすすめです。

どんなデザインを作りたいかによっても選択するツールが異なるので、こちらの記事も参考にしてください。

【初心者向け】Webデザイン勉強方法4選

Webデザイン勉強方法

ここでは、Webデザインの学び方やその特徴について紹介します。自分に合った方法でWebデザインを勉強していきましょう。

1. 独学

独学

独学は自分のペースで学習が進められるため、仕事や学業と両立しやすいです。

自分の学習スタイルに合わせて書籍やYouTubeなどの教材を選べたり、興味のある分野を集中して学べるのも魅力です。デザインについてのブログ記事やYouTube、無料チュートリアルを使うと、コストもかからず、すぐに学習を始められます。

ただし、独学だと決められたカリキュラムはなく自分自身で明確な目標や計画を立てて、勉強を進めていく必要があります。加えて、講師やプロデザイナーからフィードバックを得る機会がないため、モチベーションの維持が難しいこともあります。

2. スクール

スクール

スクールは独学では不安が残る人や、疑問点や躓きがあった時にすぐに質問できる環境が欲しい人におすすめです。

カリキュラムが組まれているので、Webデザインの知識や技術を体系的に学べます。また、経験豊富な講師から直接学んだり、同じ志を持つ仲間とともに切磋琢磨できたりするので、モチベーションアップにも繋がります。

ただし、受講料が高額になることやカリキュラムのペースに合わせた学習速度になることに注意が必要です。

3. 職業訓練校

職業訓練校

失業者が知識や技術を習得するために開かれている職業訓練校でもWebデザインを学べます。
求職者に向けて、集中的に学べる環境と就職を支援するサービスを提供している学校が多いため、卒業後のキャリアに繋がりやすい点が魅力です。

ただし、受講できる人数が決まっていて、Webデザインは特に倍率が高いので、気になる人はハローワークに問い合わせてみましょう。

4. セミナー・イベント

セミナー・イベント

セミナーやイベントへの参加は、継続的な学習よりも特定のスキルアップやアップデートに適しています。

1日〜数日間の短期間で集中的に学べるものや、オンラインで参加できるものが多いので、日程や時間の制約が少なく参加へのハードルも低いです。

また、セミナー終了後にアーカイブ動画の配布がある場合は、後から復習しやすいです。

Webデザイナーへの成長ロードマップ

Webデザイナーへの成長ロードマップ

ここではWebデザイナーとしての成長をサポートする具体的なロードマップをご紹介します。

1. Webデザインの基礎を学ぶ

Webデザインの基礎を学ぶ

Webデザイナーとしての”はじめの一歩”を踏み出すには、Webデザインの基礎知識を身につけることが大切です。

デザインの4原則

「近接」「整列」「反復」「対比」の4つの原則は、情報を分かりやすく整理し、伝えるための根本的な考え方です。
この4つの基本原則を学ぶことで、デザインの土台ができ上がります。

デザインの原則に関してはこちらの記事で詳しく解説しているので併せて読んでみてください。

配色

色の組み合わせやそれぞれの色が与える印象などを知ることで、デザインの雰囲気を思い通りに作り出せるようになります。
配色についての基礎を学んで、効果的なデザインを作りましょう。

タイポグラフィ

タイポグラフィは、フォントの種類やサイズ、文字組み、配置に関係しています。
目を引かせたい時、じっくり読ませたい時で使うフォントは異なります。
情報を正確に伝えつつ、デザインの印象を左右する重要な要素です。

フォントの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでこちらもぜひお読みください。

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【知りたかった】デザインが劇的に向上するフォントの選び方を徹底解説!

フォント選びで悩まない!デザインが劇的に向上する秘訣を徹底解説。和文・欧文フォントの種類と特徴、視認性・可読性・判読性を考慮した選び方のポイントを詳しく紹介。さらに、プロ直伝のおすすめフォント組み合わせや、Illustratorでの合成フォント設定方法まで網羅。この記事を読めば、目的に合わせた効果的なフォント選びができ、デザインの質が格段にアップします。フォント選びに迷うデザイナー必読の内容です!

2. ツールの使い方を学ぶ

ツールの使い方を学ぶ

デザインツールは実際に手を動かして練習するのが一番の近道です。

ショートカットキーの使い方も覚えておくと、作業速度は飛躍的にアップします。繰り返し使用することで自然と身につくので、基礎を固めつつ少しずつ難しいことにも挑戦していきましょう。

デザインツールに慣れるために最適なのはトレースです。

トレースとは、バナーなどのデザインを見本にして、そっくりそのまま作り直してみる練習です。

トレースする際には、単に見た目を真似るだけでなく、レイアウトや配色、字間・行間、要素のサイズに至るまで、細部にも徹底的に注目することが大切です。
こうして丁寧に見ていくことで、優れたデザインがどのように組み立てられているのか、プロはどんなことを考えてレイアウトや配色を決めているのかが、少しずつ分かってきます。

トレースを繰り返し行うことで、デザインの基本的な考え方やスキルが定着してきます。
そして、トレースした後には、必ず考察をしてなぜそのようなデザインになっているのか、どのような意図が込められているのかを自分の言葉で説明してみましょう。
気づいたことやこれからの課題を毎回言葉にすることで、デザインを冷静に見る目も養われていきます。

3. オリジナルの制作物

オリジナルの制作物

ある程度デザインツールの基本操作にも慣れて、トレースした数も増えてきたら、オリジナルのデザインを作っていきましょう。

架空の店のバナーやWebサイトのデザインなど、実際の仕事に近い条件を自分で設定してみると良いです。

オリジナルの制作物を作ることで、自分の得意分野や好みが分かります。
また、自主制作した作品はポートフォリオにも加えられるので、自分の実績として公開できます。
実績はその後の案件獲得にも繋がるのでとても大切です。

そして、大切なのが時間管理です。
実際の仕事では納期が設けられていることがほとんどなので、自分で制作にかける時間を決めて取り組みましょう。

制作物が完成したら、かかった時間や使用したツール、工夫した点などを詳しく記録に残しておきます。
振り返りをすることで、次回の制作に活かせる点が見えてきます。

また、家族や先輩デザイナーに見てもらって感想や改善点を聞くのもおすすめです。
フィードバックをもらうことで、自分では気づけなかった新たな発見があるかもしれません。

4. 実案件

実案件

Webデザイナーとしての実力や自信がついてきたら、いよいよ実際の仕事に挑戦していきましょう。

「どうやって最初の仕事を得るのか?」不安に思いますよね。

まずは家族や知り合いに自分がWebデザインでどんなことができるようになったかを伝えてみましょう。
特に、個人事業主や経営者の知り合いがいる場合は、ニーズがあるかもしれないので積極的に宣伝してみてください。

実案件に挑戦する方法はいくつかありますが、クラウドソーシングの活用も効果的です。
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどのクラウドソーシングに登録して案件獲得を狙いましょう。
これらのサイトでは、単価が低めではありますが未経験でも可としている先も多くあるので、初めての案件獲得にぴったりです。

また、SNSやブログで自分の作品を公開したり情報発信している人はそこから仕事の依頼に発展するかもしれません。

初めは小さな仕事から始めて少しずつ経験を積み重ねていきましょう。

まとめ

今回は、Webデザインの勉強法についてご説明しました。

ポイント

  • Webデザインとは?
  • Webデザインの勉強に必要なもの
  • Webデザインの勉強方法
  • Webデザイナーへの成長ロードマップ

本記事で紹介したポイントを活用して、憧れのWebデザイナーに近づけるように着実に歩みを進めて行きましょう。

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