美味しそうな配色

【食欲UP】美味しそうな配色5選!
食べ物の魅力を引き出すコツも解説

  • おいしく見える色の組み合わせがわからない
  • 食べ物をもっとおいしく見せたい
  • 味覚を表現する色がわからない

こんな悩みを解決できる記事になっています!この記事で紹介する配色例を実践すれば、簡単に美味しそうなデザインが作れるようになります。

記事前半では美味しそうに見えるおすすめの配色について、後半では逆に使ってはいけない色などを解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!この記事を読み終えることで、美味しそうな配色が理解できるので、食欲をそそるデザインをつくれます。

食欲をそそる配色にできると視覚から神経を刺激できるので、無意識のうちに見ている人の「食べたい」気持ちを倍増させられます。美味しそうなデザインを作りたい人には必読の内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

【味覚別】美味しそうな配色例5選

こちらでは、味覚別に美味しさが伝わる配色を紹介します。

  1. 甘さが伝わる配色
  2. 辛さが伝わる配色
  3. 酸っぱさが伝わる配色
  4. 苦味が伝わる配色
  5. 渋さが伝わる配色

食材の特徴に合った色を使えると、食べ物の魅力を引き出した美味しそうなデザインを作成できます。具体例を紹介しながら解説していくので、最後まで確認してみてくださいね。

1. 甘さが伝わる配色

スイーツなど、甘いもののおいしさを伝えたいときは、以下のような色がおすすめです。

  • 白:生クリームを連想
  • ベージュ:カスタードクリームを連想
  • 淡いピンク:ベリー系のクリームやチョコを連想
  • 赤紫:いちごなどの果実を連想

全体的に淡い色合いが雰囲気とマッチするでしょう。そのスイーツに使われているフルーツやトッピングに合わせて、カスタマイズしてみてくださいね。以下のバナーは、色をうまく使って食べ物の甘さを効果的に表現しています。

甘い配色例

(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000220.000075449.html

2. 辛さが伝わる配色

辛さを伝えるには、赤やオレンジなどの暖色が効果的です。下記のバナーは黒胡椒のスパイシーさを伝えるために黒を利用しています。
唐辛子やスパイスの色をうまくデザインに利用できると、辛くて美味しそうなデザインが作れます。

辛い配色例

(引用元:https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2020/0611a/

3. 酸っぱさが伝わる配色

酸っぱい柑橘類は、黄色を使うと見ている人が直感的に味をイメージできるでしょう。
デザインの雰囲気にはよりますが、淡い黄色やオレンジを利用した方が、フルーツのフレッシュさを損なわずに酸っぱさを伝えられます。

酸っぱい配色例

(引用元:https://x.com/mos_burger/status/1595288550576386048?s=20

4. 苦味が伝わる配色

苦味をイメージさせる食材には、コーヒーやチョコレートがあります。。大人っぽい、ビターな雰囲気を出すためにも黒やダークブラウンなどを使うと効果的です。
全体的には、あまり鮮やかではなく暗いトーンの色を中心に使うと良いでしょう。

苦味の配色例

(引用元:https://www.koisans.co.jp/202008/11165/

5. 渋さが伝わる配色

渋みは、モスグリーンやアッシュ系のくすんだ色を使用すると効果的です。渋みは大人の方が好む味覚でもあるので、落ち着いた色合いを中心に使うと良いでしょう。

渋さの配色例

(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000809.000005720.html

食べ物の魅力を引き出すデザインを作る配色のコツ3選

こちらでは、味覚に関わらず食べ物の魅力を引き出す配色のコツについて解説します。。

  1. 食べ物の温度にあった色を使う
  2. 商品やターゲットのイメージに合った色を使う
  3. 食材や調味料にある色を使う

例えば、よく言われる「食べ物をアピールする時は寒色を使うな」は、必ずしも正しくはありません。最大限食べ物の魅力を伝えるためには、実践的なテクニックを正しく知っておく必要があります。

こちらで紹介するコツをマスターすれば、どんな味のものでも美味しそうなデザインを作れるようになります。それぞれ詳しく確認していきましょう。

1. 食べ物の温度に合った色を使う

美味しそうな配色は、基本的に暖色が多いです。しかし、絶対に暖色を使わなくてはいけない、ということはありません。温かいものなら暖色、冷たいものの場合は寒色がおすすめです。

(引用元:https://da-dk.facebook.com/Fun.Doutor.Fan/posts/2729993537080391/

こちらのバナーは、オレンジや茶色などの暖色をメインで使用しています。暖かくほっとできそうな雰囲気が伝わってくるのが特徴です。

温かい配色例

一方で、下記のかき氷のバナーは、背景やあしらいに寒色である青を多く使っていますが、食欲を失うことはありません。むしろ、ひんやり感が強調されかき氷の魅力が伝わってきます。

冷たい配色例

(引用元:https://www.koisans.co.jp/202206/12764/

暑い日には思わず食べたくなりますよね。基本的には、以下のようなイメージを持っておきましょう。

  • 赤・黄色は熱を感じさせる
  • 茶色。黄緑は温もりを感じさせる
  • 青や白はひんやりとした冷たさを感じさせる

アピールしたい食べ物の温度から離れた色を使用すると、食べた時のイメージが湧きにくくなるだけでなく一気においしくなさそうになります。メインカラーを決めるときは、食べ物の温度を意識するのがおすすめです。

2. 商品やターゲットのイメージに合った色を使う

商品やお店、ターゲットのイメージに合った色を使うことも重要です。具体的には、以下のようなイメージを持っておくと良いでしょう。

  • 高級感のある雰囲気を出したいなら黒や金
  • 女性向けのお店ならくすみ系のピンクやベージュ
  • ナチュラルなテイストならグリーンやカーキ

イメージにあった色を使うことでデザインが印象的になるだけでなく、狙ったターゲットに刺さりやすくなります。

3. 食材や調味料にある色を使う

食品に使われている原材料を使うとデザインに統一感が生まれます。例えば野菜をたくさん使った商品には緑色をメインに使う、などです。

逆に、発売日やお店の情報などの実用的で重要な情報は、食べ物と直接関係のない色を使うことで目立たせるというテクニックもあります。

美味しそうな配色をマスターするためにおすすめの方法2選

「配色のセンスってどうやって磨けばいいの?」「色選びの力をつけたい」という方のために、こちらではおすすめの学習方法を紹介します。こちらで紹介する方法を実践して知識と感性を育み、効果的な配色をマスターしていきましょう。

1. 配色の本やサイトを見てインプットする

まずは相性のいい色の組み合わせをインプットして、色の効果的な使い方を知ることが重要です。インプットに最適な、おすすめの本を紹介していきます。

7日間でマスターする配色基本講座(DESIGN BEGINNER SERIES)

(写真)7日間でマスターする配色基礎講座

配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本[完全保存版]

(写真)配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3食だけでセンスのいい色PART2

(写真)3色だけでセンスのいい色

配色BOOK 色×イメージで見つける理想の配色

(写真)配色BOOK色×イメージで見つける理想の配色

配色に迷った時の参考にもできるので、ぜひ確認してみてくださいね。

2. 既存のデザインを見て配色の理由を考える

バナーやチラシ、お店のHPなどのデザインを見て「なんでこの配色にしたんだろう?と意識して考えてみましょう。インプットした内容をアウトプットしていくイメージです。

また、慣れてきたら「自分ならどんな配色にするかな?」と考えてみるのもおすすめです。色彩に対するセンスが磨かれます。

まとめ

今回は食べ物の魅力を引き出し、美味しそうと思ってもらう配色について解説しました。重要なポイントは以下のとおりです。

ポイント

  • 甘さはピンクや淡い赤、白
  • 辛さは濃い赤や黒
  • 酸っぱさは薄い黄色
  • 苦味は濃いめの茶色や黒
  • 渋さは落ち着いた緑
  • 食べ物の温度に合った色を使う
  • 商品やターゲットのイメージにあった色を使う
  • 食材や調味料にある色を使う

また、配色スキルを上げるためには本やサイトでインプットし、既存のデザインをたくさん見ていくことが効果的です。ぜひ実践して力をつけていってくださいね!

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